親知らずの治療は、歯を抜く以外に歯肉の切開や縫合など手術を必要とするものです。また神経に近い親知らずの治療は、神経の圧迫または損傷、唇の麻痺などリスクが伴います。
当院では、どのように親知らずが生えているか正確な歯の向きや位置、神経の位置を確認しながら最大限安全面に配慮をしながら治療を行います。
また治療中と治療後の痛みをできるだけ軽減できるよう、麻酔の量や痛み止めの処方など複数の痛み対策をご用意しております。ただし痛みの感じ方には個人差があり、万が一治療中に痛みを感じる場合は早めにご相談ください。そして、治療後に痛みを感じた場合は我慢をせず症状が強くなる前に痛み止めを服用してください。こうすることで日常生活に支障がない程度まで痛みは緩和できるでしょう。
なお、痛みの感じ方と同様に個人差はありますが、抜歯後はすべての患者様におかれまして患部が腫れます。冷やしていただくなどで症状を和らげることはできますが、腫れが引くまでに2~5日程度かかりますので、入学式や結婚式など大事なイベント前の治療はお控えいただくことをお勧めいたします。