歯周病を放置していたら歯が抜けた、ケガをして歯がなくなったという方が歯の補修治療として考える義歯(入れ歯)治療。入れ歯と聞くと高齢者が使うものというイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、最近では30〜40代の方も入れ歯を希望される方が増えてきました。その理由として見た目が美しい審美性が高いものや、噛み心地が良いものなど快適に使用できる義歯が増えてきたことも1つの理由と言えるでしょう。
義歯の種類
1本だけ歯を失った場合の「部分入れ歯」と、下顎または上顎の歯がすべてない時に「総入れ歯」と、義歯には大きく分けて2つの形状があります。また、義歯の素材がプラスチックやコバルトクロム、チタンなど豊富にあり、費用や見た目・耐久性・使用感など患者様の好みに合わせて義歯を選ぶことができるのです。
当院では、保険が適用されるプラスチック製の入れ歯とコバルトクロムやチタンの金属を使った入れ歯、金属のバネがなく審美性や使用感などがとても高い入れ歯をご用意しております。
| ノンクラスプデンチャー（バネのない入れ歯） | 金属床（チタン） | 金属床（コバルトクロム） | プラスチック | |
|---|---|---|---|---|
| 特徴 | 目立ちにくい入れ歯快適にものを噛める見た目が美しい | 金属の味がしないアレルギー反応が起こりにくい薄くて快適性が高い | 熱を伝えやすく温かいものや冷たいものを楽しんで飲食できる見た目が美しい快適に使える | 保険が適用される厚みがあり、口の中に常に入れ歯が入っている感覚を感じる |
| 審美性 | ◎ | 〇 | 〇 | △ |
| 耐久性 | ◎ | ◎ | 〇 | △ |
| 付け心地 | ◎ | 〇 | 〇 | △ |
| 費用 | △高額 | △高額 | △高額 | 〇お手頃 |
| 保険対応 | × | × | × | 〇 |
義歯(入れ歯)の正しいお手入れの仕方
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入れ歯を外して水洗い
入れ歯は落としてしまうと破損する恐れがありますので、清潔なシンクに水を張った場所など安全な場所での取り外しを推奨します。その後入れ歯専用の歯磨き粉と歯ブラシを使い、バネの部分などについたプラークをきれいに洗い流しましょう。この時、普段お使いの歯ブラシを使うことは問題ないですが、通常の歯磨き粉には研磨剤が入っておりますので入れ歯用のものをお使いください。
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入れ歯洗浄剤をコップに入れ、ぬるま湯を注ぎましょう。
その中に入れ歯をつけ置くようなイメージで保管しましょう。寝ている間に、放置してしまうと乾燥や破損の原因にもなるためこのように安全な場所に保管しておくことをお勧めします。また、入れ歯専用の洗浄剤につけ置きすることで①で落としきれなかったプラークを除去することができ、歯周病予防にもつながります。大切な入れ歯をできるだけ長持ちさせるために、またご自身の口内環境を健康に保つためにも毎日丁寧にお手入れを行いましょう。
義歯(入れ歯)の費用
ノンクラスプデンチャー（バネのない入れ歯）
| 1～3歯 | 88,000円(税込) |
|---|---|
| 4～7歯 | 110，0000円(税込) |
| 8～14歯 | 130，0000円(税込) |
| 金属床（保険混合） | 150,000円（税込） |
|---|---|
| 金属床（コバルトクロム） | 200,000円（税込） |
| 金属床（チタン） | 250,000円（税込） |
